物理的なモノのサイズを測れるAndroidアプリ「SmartMeasure」
スマートフォンのカメラ機能を利用して距離や長さ等を計測
スマートフォンのカメラ機能は、もちろん記念写真やスナップショットを撮るのにとても 便利なのですが、アプリによってはその他に驚くべき利用方法もあります。 その一つが「SmartMeasure」という距離測定アプリ。 このアプリではなんと、カメラ機能とスマートフォン本体の傾きを感知するセンサーを 利用して、物理的なモノのサイズを測ることができるのです。 例えば、目の前にある車の長さを測ったり、目の前にある樹木は何メートルかなと測定 してみたり、必要性あるなしは別として、そうった好奇心にこのアプリは答えてくれます。
測れる対象は、距離・高さ・幅・面積
このアプリでは4つのスケールで測定できます。 一つは距離。今自分が手にしているスマートフォンから、ディスプレイ上に映る照準マーク までの距離がリアルタイムに表示されます。 二つ目は高さ。2回のステップで測定します。最初のステップで、測る対象物の根っこの 部分に照準マークを合わせ、ディスプレイ上にあるシャッターボタンをタップします。 次のステップで高さ計測のアイコンをタップします。そうすると、スマートフォンの角度 を測る対象の頂点に傾けるごとに、リアルタイムで高さ(m)が表示されます。 三つ目は幅。こちらも2回のステップで行います。まずは、対象物の左下に照準マークを 合わせてディスプレイ上のシャッターボタンをタップ。次に幅計測のアイコンをタップ します。そのまま徐々にスマートフォンを右端の方へ傾けるごとに、幅(m)が表示されます。 最後は面積。やはり2回のステップです。対象の左下に照準マークを合わせて同様に シャッターを切ります。次に、面積測定のアイコンをタップします。そのまま対象の右上 にスマートフォンを傾けていくと面積(平米)が表示されます。左下から右上に向かって、 四角形の対角線をなぞるような操作になります。
独特なユーザーインターフェイスに慣れれば使いこなせる
上記のように、他のアプリにはなかなか見かけない機能を備えておりますが、独特なユーザー インターフェイスなので、少々慣れが必要かもしれません。それでも、アプリ起動後には 使用法が図解とともに表示されるので、大きな迷いはなく使用できます。